3月1日、延慶の人々は嬉しそうに「ゼロ汚染、低騒音」の電気自動車タクシーに乗り込んだ。白と緑という目新しいデザインの電気自動車は延慶の新たな風景となった。その日行われた電気タクシーの出発式では、北京市初の電気自動車タクシー50台が北京※川タクシー有限公司に引き渡され、延慶は全国で最も大規模な電気自動車タクシー利用地域となった。北京市委員会常務委員の趙鳳桐氏が出発式に出席した。
生産メーカーである北汽福田の専門家は次のように紹介した。「電気自動車は従来のガソリン自動車と見た目はさほど変わらないが、『心臓部』は全く異なる。ガソリンエンジンは電動機に変わり、駆動エネルギーもガソリンから電気に変わった。同車の最大出力は60キロワット、『ゼロ汚染、低騒音』など省エネ・環境保護の特性を持ち、100キロを走行した際の消費電力は15キロワット、フル充電状態での航続距離は140キロである。現在、2205平方メートルの充電ステーションが延慶に建設され、25台の充電スタンドでタクシー50台を同時に充電することができる。充電の操作も簡単で、運転手は磁気カードを使って自分で充電する。