グラント・ソントン(Grant Thornton)グループ・京都天華会計師事務所の最新レポート「2011年国際商業アンケート調査報告」によると、中国では、企業トップ層に上り詰める女性の割合がますます高くなっていることが明らかになった。「解放日報」が伝えた。
回答が寄せられた国内企業で、管理職全体に占める女性管理職の割合は34%に達し、2009年(31%)や2007年(32%)に比べ、確実に上昇している。女性管理職のうち、最高経営責任者(CEO)の女性の比率は19%と、世界平均の8%よりはるかに高く、世界第2位。
中国の状況とは異なり、世界全体で見ると、女性管理職が占める割合は下落傾向にある。2009年の24%から今年は20%に落ち込み、2004年(21%)のレベルまで逆戻りしている。女性管理職が占める比率が最も高い国はタイ(45%)で、以下グルジア(40%)とロシア(30%)が続いた。日本(8%)とアラブ連合共和国(8%)が最低だった。
「人民網日本語版」2011年3月8日