2010年初めにハイチとチリで続けて大地震が発生し、2011年に入ってすぐに、ニュージーランドと日本でまた大地震が発生した。立て続けに発生した壊滅的な災難は、多くの人を恐怖と不安に陥れ、「世の終わり」説もささやかれている。しかし、地震専門家は科学的な角度から、「地震は地殻の正常なエネルギー解放で、たまたま人口の密集している地域で発生し、多くの死傷者を出したため、大きなニュースになった。運が悪かったとしか言えず、『この世の終わり』というのは全く考えられない話だ」と一蹴した。
報道によると、2010年初めにハイチで発生したマグニチュード7.3の大地震で、20万人余りが死亡した。その後にチリで発生したマグニチュード8.8の大地震では、500人余りが死亡した。2011年2月にニュージーランド・クライストチャーチで起きた地震の救援活動が終わるころに、日本で史上最大規模の地震が発生した。米国の専門家は、「立て続けに発生した地震が多くの死傷者と損失を出したのは、運が悪かっただけだ」と話している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年3月15日