14日の写真。薄い雲を通じて、大地震と津波の発生の数日後も、仙台南部の洪水が依然として退いていない様子がわかる。 |
国際宇宙ステーションの乗組員が14日、高度345キロメートルから仙台の海岸線付近の地区の震災後の情景を撮影した。NASAはこの写真を紹介した際に「薄い雲を通じて、大地震と津波の発生の数日後も、仙台南部の洪水は依然として退いていない」と述べている。
約1000億ドルが投じられた国際宇宙ステーションは、世界の15カ国を代表する5つの異なる宇宙機関の協力の成果だが、そのうち日本は主な参加者の一つだ。今回の日本の大地震では日本のつくば宇宙管制センターも被害を受けた。同センターは国際宇宙ステーションの日本の管制室の所在地で、日本とNASAの宇宙ステーションの管制室の相互連絡を行う組織だ。つくばのセンター以外に日本宇宙航空研究開発機構のもう一つの施設も地震により閉鎖され、また研究施設2カ所も半分閉鎖された状態だ。
「人民網日本語版」2011年3月17日