パソコン用のバックミラーは直径7.5センチくらいの円形の反射鏡だ
勤務中に業務と関係ないことをしていると、社長が後ろに立っていた。このような「恐怖」は多くのサラリーマンが経験したことがあるのではないか。ある事業者はこのビジネスチャンスに目をつけ、社長の「奇襲」を防ぐためのパソコン用のバックミラーを発明した。バックミラーはインターネットで人気を呼び、多くのオフィスに関する面白い話も生まれている。
記者が淘宝網で「パソコン用のバックミラー」を検索すると、641件の関連製品が見つかった。価格は6元から9元だ。販売者による商品説明には、「プライバシー保護」、「ホワイトカラーの必需品」、「のぞき防止」、「セーフティーミラー」などと書かれている。パソコン用のバックミラーは直径7.5センチくらいの円形の反射鏡で、ディスプレイにくっつけ、常に背後の情況を観察することができる。
このバックミラーの登場はオフィスの話題にもなり、多くのネットユーザーは自分ののぞき防止方法を紹介した。
あるネットユーザーは、「パソコン用のバックミラーを使うとあまりに目立つため、鏡になった写真立てを机に置いている。控えめで効果的だ」と書き込んだ。また、「会社のパソコンのディスプレイを常に左傾3度、仰角5度にし、黒いデスクトップで、クイック起動バーにデスクトップアイコンを置いている。後ろの異変に気付いたら、すぐにデスクトップアイコンをクリックし、観察する。3秒以内にほかのウィンドウに切り替えることができる」と紹介するネットユーザーもいる。そのほか、あるネットユーザーは「このデザインは面白い。赤外線機能をプラスし、背後に人がいることを確認すると通知してくれるともっといい」と提案した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年4月12日