中国人力資源と社会保障部の楊志明副部長は18日に、「中国の労働者の給料は今後5年内に2倍になる見込みだ」と述べた。
これは杭州で開かれた全国労働関連作業会議で述べたもので、「労働者の給料を年平均で15%増やすという目標達成に努力する。この計画では、2015年に給料は現在の2倍となる」と述べた。
楊志明副部長はさらに、「今年、13の省で給料の最低標準を調整した結果、平均して22.8%増えた。また現在、給料の改革案の制定に急いでいる一方で、収入が高すぎる業界の給料に対してのコントロールを強化していく」と述べた。
また出稼ぎ労働者の賃金未払い問題について、楊志明副部長は「3年内に徹底的に解決する」と決意を表した。
「中国国際放送局 日本語部」より2011年4月19日