故宮で展示されていた香港両依蔵博物館の金糸ジュエリーハンドバック(4月26日撮影)
観光客に立ち入りを制限する作業員。故宮の東区が一時閉鎖
故宮博物院で5月8日、盗難事件が発生、斋宮で臨時に展示されていた香港両依蔵博物館の7件の展示物が盗難にあった。香港両依蔵博物館の王夏虹館長によると、盗まれた展示物は金銀宝石が象眼細工されている化粧ポーチで、数千万元相当の価値がある。
北京警察は、なくなった展示物は故宮博物院で香港両依蔵博物館が臨時に展示していた現代芸術品であると発表した。
内部情報によると、警察が現場に残された痕跡、監視ビデオなどの手がかりによって、すでに27歳の北京籍でない容疑者を断定した。この容疑者が閉館前、故宮の中に隠れ、夜中に施盗したと思われる。現在、警察は容疑者を捜索しているが、これについては北京市公安局報道弁公室責任者の確認は取れていない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年5月11日