アルカイーダの指導者・ビンラーディン容疑者が米軍特殊部隊に殺害されてからわずか1週間後、同作戦を基にしたコンピュータゲームが生まれた。プレイヤーは特殊部隊の隊員に扮し、テロリストの指導者を射殺する快感を体験することができる。英国「ザ・サン」が9日に伝えた。
報道によると、軍事事件を背景とする戦争ゲームの制作で有名な無料オンラインゲームの「Kuma」が先ごろビンラーディン容疑者の殺害を背景としたゲームとして発表したもので、「KUMA WAR」エピソード107と名づけられている。ゲームではプレイヤーは米特殊部隊シールズ(SEALS)の隊員に扮し、突撃チームを率いてパキスタンのアブタバードのビンラーディン容疑者の隠れ家に突入、白いヒゲのビンラーディン容疑者に発砲して射殺するというものだ。
Kuma Games社のKeith Halper・CEOは娯楽雑誌のインタビューに対して次のように紹介している。「我々は3D技術を導入し、距離や高さを正確に把握できるようにし、植生や家具をリアルにシミュレート、本当の戦争の場面を再現している。また犬の吠え声やヘリコプターのプロペラ音、戦争の煙火もリアルに体験可能だ。」
「KUMA WAR」はKuma Gamesが開発した実際の戦争をシミュレーションしたゲームシリーズで、発売以来の7年で2千万人以上の利用者の人気を集めている。これまでに発表された有名な作品としては2003年にイラクのサダム・フセイン元大統領を逮捕した軍事行動「Operation Red Dawn」があり、プレイヤーは米国兵に扮してサダム元大統領を逮捕する内容になっている。
「人民網日本語版」2011年5月11日