中国国務院は11日、向こう5年、身体障害者の社会福祉を拡大し、農村にいる身障者への支援を強化するという内容の身障者支援発展綱要を承認した。
綱要には、2015年までに、条件を満たした身体障害者を全て最低生活保障の対象にし、経済的に困難のある身障者への補助を強化することが盛り込まれている。
このほか、都市部と農村部を合わせて、身障者100万人の新規雇用を実現し、農村で貧しい生活をしている身障者1000万人の生活改善を支援する。さらに、身障者のリハビリへの支援や障害の予防などを強化するという。
「中国国際放送局 日本語版」より 2011年5月12日