2008年5月12日の四川大地震で被災状況が深刻だった北川県の北川小学校は地震後、永昌鎮に引越しをして校名を永昌小学校に変えた。四川大地震3周年を迎えたこの折、同小学校では様々なイベントが行われ、地震の中で亡くなった同胞に哀悼の意を表わすと共に、被災地に支援の手を差し伸べた社会各界の人々に感謝の意を示した。
また、永昌小学校の子どもたちはこの日、東日本大震災で被災した子どもたちへ慰問の手紙や絵画を送り、「強い信念と愛を日本の地震被災地の子どもたちにも伝えたい。彼らのあしたが私たちの現在のように麗しい未来であることを、彼らが信じるよう祈っている」と話した。
在籍する1442人の子どもたちが全員で626枚の絵と816枚の手紙を書きた。その中から学校側が手紙と絵、合わせて60枚を選びました。これらの絵は日本駐在大使館に送られた後、日本の被災地に届けられるということである。
「中国国際放送局 日本語部」より2011年5月13日