調査機関「網宿科技(China Net Center)」は10日、「2011年第1四半期インターネット報告」を発表した。同報告の統計データによると、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の利用者が最も多い地域は順次、北京、江蘇、山東で、オンラインゲーム愛好家が最も多い地域は順次、広東、山東、河北だった。人民網が伝えた。
報告の概要は以下の通り。
電子商取引でネットユーザ数が最も多かった地域は順次、広東、上海、北京。動画利用者トップ3は、広東、浙江、江蘇。オンラインゲームのダウンロード者数トップ3は、広東、浙江、山東。政府・企業関連サイトを閲覧するネットユーザは、広東、北京、江蘇に最も多かった。
ネットユーザがアクセスする時間帯を見ると、SNSへのアクセスピークは午後8時、オンラインゲームユーザの昼間のアクセスピークは正午、夜間は午後7時。電子商取引関連サイトへのアクセス時間帯は終日安定しており、際立ったピークは見られない。動画サイトへのアクセスピークは午後9時。オンラインゲームのダウンロードでは、時間的なピークは特になかった。政府・企業関連サイトへのアクセス時間帯は勤務時間内に集中していた。雇用関連サイトにアクセスする時間帯のピークは、労働日の午前10時から11時。財経関連サイトへのアクセスピークは、午前では9時、午後は午後1時から2時、夜間は午後9時だった。
「人民網日本語版」2011年5月13日