元中国人民銀行副総裁朱民氏(資料写真)
英国放送協会(BBC)17日の報道によると、国際通貨基金(IMF)総裁のドミニク・シュトロース・カーンが辞職のプレッシャーを受けている今、金融市場、メディアはその後任人事を推測し始めている。
国際通貨基金(IMF)総裁の任期は5年。分析によると、金融市場と施策決定部署の人々は、ドミニク・シュトロース・カーン氏が自主的に辞職するか、IMFから解雇されるだろうと見ている。
国際通貨基金(IMF)は1747年成立、総裁はずっとヨーロッパから選出されていた。メディアによると、フランス財政部長、元ドイツ中央銀行総裁、元ドイツ財政部長がカーンの有力な後任候補に上がっている。
しかし、一部分からヨーロッパはこの地位を譲るべきではないか、インド、トルコ、南アフリカ、メキシコなど新興国から管理者を出すべきではないという意見が出ている。
AP通信は、カーンの特別顧問である朱民氏に言及し、彼が次の国際通貨基金(IMF)総裁になる可能性があると報道。
元中国人民銀行副総裁の朱民氏は2010年2月に国際通貨基金(IMF)総裁特別顧問に任命され、国際事務、政策研究と信用調査作業を担当している。
朱民氏は米ジョンズ・ホプキンス大学で経済学博士学位を獲得し、世界銀行で6年の働いた経験を持つ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年5月18日