23日は、チベット平和解放60周年記念日に当たる。この日、ラサのポタラ宮広場では、国旗掲揚式、国歌斉唱、チベット平和解放記念碑へ献花式が行われ、各民族や各界の人々が参列した。
式典では、チベット自治区人民代表大会常務委員会のシャンバ・プンツォク(向巴平措)主任が「この60年で、チベットは、ダライラマ集団の武装反乱を鎮め、封建農奴制度を徹底的に廃止した上で、人民民主政権と民族区域自治制度を確立し、社会主義建設を推進した。これにより、社会生産力が高まり、住民生活も改善され、社会は大きな変貌を遂げた」と話した。統計によると、昨年、チベットのGDP・国内総生産は507億元(6000億円)に達したが、これは1959年の34倍になる。
「中国国際放送局 日本語部」より2011年5月23日