24日、中国国家観光局の王志発副局長は、北海道の高橋春美知事と会見した折、5月30日から中国国家観光局の局長100人を組織し、東京、大阪で交流及び地震後の日本観光情況の視察に派遣することを発表した。
24日、中国国家観光局の王志発副局長は、北京で北海道の高橋春美知事と会見、両者は中日観光交流協力、地震後の中国観光客訪日再開などの問題について意見を交換した。
王志発副局長は高橋春美知事の訪中を歓迎し、東日本大震災後の日本の復興再建に心を寄せ、日本への観光交流再開措置に認識を示した。また、中日両国は互いに重要な観光地であり、観光客でもあり、2010年両国の双方向の観光交流数は600万人に達している。災害状況も日本政府と国民の努力によって、効果的にコントロールされており、災害による市場への悪影響は暫定的に抑えられている。日本側は復興再建に努力すると同時に、タイムリーに、正確に中国観光業界および中国人観光客に関係情報を伝え、日本観光に対する信頼向上に努めるよう望んだ。
王志発副局長によると、5月30日から国家観光局局長を中心とした100人を組織し、東京、大阪で交流、震災後の日本観光情況の視察を行うという。この視察団が中日観光交流の早期回復に効果的な役割を果たすと信じていると述べた。
高橋春美知事は、中国観光局、観光業界からの支援と応援に対して感謝の意を表し、「日本の復興再建は順調に進んでいます。中国人観光者の日本への観光も再開が始まり、今は北海道が一年で最も美しい時期でもあるので、多くの中国人観光客が訪れてくださることを期待しています。今後、北海道は中国国家観光局及び観光業界との協力関係を強めていきますし、中日観光市場の早期回復に自信をもっています。」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年5月26日