中国教育部試験センターの戴家干主任は2日、人民網の取材に対し、「2011年の全国大学受験予定者は、前年比約24万人少ない約933万人に達すると見込まれる。募集数は約670万人であることから、合格率は70%を上回る見通しだ」と述べた。
戴主任によると、2011年、全国に試験場31万カ所、試験地7千カ所以上を設ける予定という。標準試験場を設けることは、入学試験を実施するという目的だけではなく、これによって大学の管理レベル、大学の治安管理力、大学の教学レベル・素質を高めることがより重要な目的となっている。また、このプラットフォームを活用することで、優れた品質を備えた教育資源を利用した相互交流を行うことが可能となり、受験実施という単一機能だけではなく多機能を備えた場が提供される。
「人民網日本語版」2011年6月3日