粉ミルクへの不信感が広まっている中国で今、母親の代わりに赤ちゃんに授乳する「乳母」という昔ながらの職業が静かな「復興」をみせている。広東省東莞市で、乳母の月収は高い女性で1万元を超えるともいわれる。市内のある人材市場の家政サービスセンターをこのほど取材したところ、東莞では現在、確かに乳母が新たな職業として「復活」している。乳母たちの平均月収は一般クラスで6千-8千元、星付きの乳母なら1万元以上という。優秀と認められた乳母は、授乳期が終わると、そのままベビーシッターとなる。「広州日報」が伝えた。
「人民網日本語版」2011年6月10日