中国校友会網が22日に発表した「2011年中国台湾海峡両岸4地・大学入試状元調査報告」によると、1999-2010年までの間で中国大陸部の大学入試状元(各省・自治区・直轄市における大学統一入試の成績最優秀者)に最も人気があったのは、北京大学と清華大学だった。
報告書によると、1999年から2010年までの12年間、大陸部の入試成績優秀者の間で人気が高かった専攻科目はビジネス関係で、全体の4割が経営管理学科を専攻した。専門家は、「大陸部の成績優秀者に経営管理学科の人気が高い事実は、国家の将来よりも個人の経済的未来を重んじる傾向が反映されており、極めて由々しき事態だ」と指摘している。
「人民網日本語版」2011年6月24日