今年4月、鐘さんという女性の温州に住む娘が、5年間会っていないお母さんの姿をネット上で見てみたいと母に告げた。重慶で靴磨きをしている鐘さんはそれ以後、ノートパソコンを持ち歩く人を見かけるたびに、「インターネットにつながりますか?」と尋ねた。成都商報が伝えた。
今月24日、四川美術学院講師の何剣さんが、鐘さんの写真を撮ってミニブログに掲載した。このミニブログは、多くの有名人や市民ネットユーザの手で、3日間で10万回以上転載された。27日夜、鐘さんの娘・周群華さんは、ついにネットで母の写真を見ることができた。同日、周さんは母に電話をかけ、「お母さん、随分痩せたわね」と泣きながら話した。
「人民網日本語版」2011年7月1日