国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長は現地時間7月4日、南アフリカのダーバンで、2020年夏季五輪で採用する種目の候補を決めた。申請があった12種目のうち、野球、空手、ソフトボール、スポーツクライミング、スカッシュ、ウエークボード、武術太極拳、ローラースポーツの8種目が候補に選ばれた。
野球、ベースボール、空手、ローラースポーツ、スカッシュは、2016年のリオデジャネイロ五輪の際にも候補になったが、落選した。一方、武術太極拳、ウエークボード、スポーツクライミングは、初めて候補に入った。ロゲ会長は「我々は候補リストに対し、普及率やドーピング対策など30以上の審査を行う」と話している。2020年夏季五輪には、これらのうちひとつが新種目として採用される。IOCは2013年初めに、候補をさらに絞るかどうかを判断し、最終的に2013年に投票で決定する。
このほか、IOCはユース五輪の新種目追加も採択した。南京で2014年に開催される第2回ユース五輪では、第1回の26種目から28種目に増やす。
「人民網日本語版」2011年7月8日