写真はがらがらの京滬高速鉄道の車内。多発する設備故障により利用者が敬遠している。写真はインターネット利用者提供。
6月30日午後3時に開通した京滬(北京ー上海)高速鉄道が開業1カ月を迎えた。この1カ月で乗車率はどのように変化したのだろう。何度も発生した設備故障や遅延、最近の追突事故などは利用者に影響を与えているのだろうか。「東方早報」が伝えた。
開通当初の「売り切れ」状態から、現在では「毎便多くのチケットが余っている」状態だという。一等、二等の座席はいずれも70%以上のチケットが売れ残り、ビジネスクラスは基本的に空車だ。
京滬高速鉄道のチケットが大量に余っている一方で、上海と北京をつなぐ唯一残った夜行列車「T110」便のチケットは好調な売れ行きを見せている。