今年は、玉樹地震被災地再建の要(かなめ)となる年だ。現時点で、累計413件の再建プロジェクトの建設がスタートした。すでに棟上げが終了したプロジェクトもあり、一部住民は、喜々として新居へ引っ越した。新華社が報じた。
青海省玉樹地震災害後再建事業指導グループの手配により、今年は、玉樹再建事業に200億元が投入され、プロジェクト798項目が進められている。その対象は、都市・農村部住宅、インフラ、公共サービス施設、調和のとれた故郷の再建、特色産業、生態環境、土地収用・建物取り壊しの7分野に及ぶ。全ての再建プロジェクト企画設計と農民住宅再建、ほとんどの都市部住宅の再建、大部分の公共サービス施設・インフラプロジェクトの着工を目標とし、実物資産の総額は150億元に達する見通し。
国務院の指導のもと、玉樹地震被災地再建は2010年6月20日に全面スタートした。再建に参与しているのは、建設支援企業6社、青海省内の4地域(州・市)、施工企業11社。2010年は、計298件のプロジェクトが着工、完成投資額は50億1千万元に達した。今年7月末の時点で、累計413件のプロジェクトが着工済みだ。新居への引っ越しを早々と済ませ喜ぶ住民もおり、棟上げ・竣工が終わったプロジェクトもある。玉樹州のケサル広場、カムバ(康巴)芸術センター、玉樹地震遺跡記念館、州博物館、州行政センターの被災地再建を代表する五大建設プロジェクトは、7月31日に定礎、着工した。
「人民網日本語版」2011年8月2日