写真は韓国メディアが公開したあるパーティで記念写真を撮影するキムハンソルと彼女
10月9日「環球時報」の報道によると、朝鮮最高指導者の金正日(キム・ジョンイル)総書記の孫キム・ハンソルさんがこのほど、韓国メディアの注目を集めている。キム・ハンソルさんが香港のある国際学校に入学を希望したが、香港移民局から学生ビザの発給を拒否されたというニュースが報道されている。
韓国の「中央日報」(JoongAng Ilbo)7日の情報によると、世界13カ所のキャンパスを持つユナイテッドワールドカレッジ(UWC)の郭林同元香港分校校長は西側メディアの取材に応じ、「キム・ハンソルさんはもともとUWCの香港分校に志願して合格したが、香港移民局が学生ビザを出さなかったため、最終的にUWCボスニア分校に変更した。」と話した。また、郭元校長は「キム・ハンソルさんは他校を選ぶこともできたが、結局しなかった」と公表、その後、キム・ハンソルさんから「ほかの分校を選ぶと、金正日総書記が反対する」とのメールを受け取ったことを明らかにした。
また、郭林同元校長はキム・ハンソルさんに2時半ほどインタビューしたことを公開し、「キム・ハンソルさんは家族の権力ではなく、自分の優れた資質でボスニア国際学校に採用された。彼の理想、魅力、全般的な能力は私たちに深い印象を残した」「キム・ハンソルさんが入学志願書に家族関係の特別事項に祖父が金委員長と記載していた」と話した。
キム・ハンソルさんはこれまで6年間、マカオで勉強していた。背景が異なる学生と接触していたが、毎夏、朝鮮に帰国し現地の社会を理解していたという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年10月9日