世界自動車ブランド価値ランキング
「痩せたラクダでも馬より大きい」この言葉はトヨタの形容にまさに適切といえる。ブランドコンサルタント会社Interbrandは、最近「2011年世界最優秀ブランドレポート」を発表した。トヨタ自動車は生産販売量が下がったものの、そのブランド価値は依然として自動車業界トップだった。ドイツの高級車の二大巨頭であるベンツ、BMWが続き、韓国の現代の成長の勢いは強烈だ。
Interbrand社は三つの角度から会社のブランド価値に対して評価している。まず、ブランド製品、サービスの財政状況、次に購入過程でのブランドの役割、最後がブランドによる会社の利潤維持能力である。
レポートによると、トヨタ自動車は総合ランキング第11位で、自動車業界でトップになった。トップ100の各種業界ブランドの中でも自動車関連企業は12の席を占める。
トヨタは再び世界自動車ブランド価値で最高の会社になった。トヨタは2010年の「リコール事件」を経験し、再び自動車業界の最も人気があるブランドに返り咲いた。2010年からトヨタの業績は6%アップ、今のブランド総価値は278億ドルに達している。総合ランキングで11位のトヨタは12位のベンツを押さえているものの、トヨタのブランド成長スピードは高級車メーカベンツ、BMWより少し見劣りする。
今年7月、Interbrand社はトヨタが3M会社とシーメンスを打ち破り、「世界最優秀エコロジーブランド」を獲得したと公表している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年10月17日