今どきの香港女性は、「売れ残り組」になることを恐れ、相手に求める条件を下げてまでも、適齢期に入る前に「ゴールイン」しようと躍起になっている。ある調査によると、回答者女性の30.4%は、結婚する理由として、「適齢期を逃したくないから」と答えた。また「価値観、性格、ルックス、仕事の能力など、現実の夫と理想の夫との間には、ある程度格差がある」とした人は65.4%に上った。調査機関は「香港女性の多くは、職場で能力を発揮し、優秀な仕事ぶりを見せているが、最終的には生涯を共に歩むパートナーを見つけることを望んでおり、夫が彼女らの経済面・精神面での支えとなると考えている」と指摘した。 香港・文匯報が報じた。
今回の調査は、9月2日から29日までの期間に、香港女性502人を対象として、香港樹仁大学が実施した。調査対象者の年齢層は18歳から40歳まで、このうち18歳から25歳が全体の59%を占めている。調査の結果、回答者の65.4%は、現実の夫と理想の夫との間に隔たりがあると感じていることが分かった。また、結婚する理由として、30.4%が「結婚適齢期を逃したくないから」、11.1%が「両親の希望をかなえるため」を挙げた。
結婚相手や出会いの状況について、32.1%が「経済的条件が自分より低い男性と交際または結婚している」、7.5%が「年齢が自分より若い男性と交際・結婚した経験がある、またはしている」、12.8%が「親戚や友人に相手を紹介してもらった経験がある」、12.5%が「お見合いパーティーに参加したことがある」と答えた。
「人民網日本語版」2011年10月17日