長年の海外留学組、帰国後「スネかじり族」に

長年の海外留学組、帰国後「スネかじり族」に。 長年の海外留学組、帰国後「スネかじり族」に 「海外帰国組」のうち、中国国内で職に就けないでいる人々は、「海待(海外待機組=海外から帰ってきて、就業できる日を自宅で待つ人々)」と呼ばれている…

タグ: 帰国,留学,就業,就職活動

発信時間: 2011-10-21 14:14:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

▽職に就けない「海外帰国組」の6タイプ

職に就けない 「海外帰国組」は、以下の6タイプに分類できる。

(1)海外での学業をキチンと終えて帰国した「正統派」

彼らは、就業ポストに対する期待があまりにも高く、様々なことにケチをつけすぎるため、結果的に職を得られない。このタイプの人々は現在増加しており、世間の注目を浴びている。彼らの特徴は、「志の高さ」にあり、収入が低い仕事は「自分の才能を埋もれさせる」と考えている。

(2)何かにつけ前職と比べる「比較派」

過去に就いた仕事と新しい仕事をいつも比較し、前の仕事より良くないと思われる場合は、決して新しい仕事に就かないタイプ。彼らの特徴は「元カレ(カノジョ)コンプレックス」をずっと抱き続けており、「高望みもかなわず、さりとて低きにも甘んじたくない」状態にある。

(3)職場になじめない「不適応派」

仕事に対して過度に緊張し、職場環境になじめず、人間関係も上手く行えず、「再び学びたい」などの理由で自ら離職するタイプ。彼の特徴は、就いていた仕事を自ら捨て、その後、「休養」や「学業復帰」の道に進むケースが多いことだ。

(4)起業を夢見る「起業幻想派」

強烈な起業意欲があるものの、具体的な目標や計画を設定することなく、ただ夢想しているだけの若者もいる。彼らは、たとえ起業しても成功せず、他人に仕える「アルバイト稼業」もやりたくないと思っている。

(5)頻繁に職を替える「転職派」

海外帰国組の中には、ひっきりなしに仕事を替える人がいる。転職はもはや習慣性になっており、あちこちの職場を渡り歩き、ついには社会を「漂う」存在になる。高い学歴と実力を頼りに頻繁に仕事を替えるが、新しい仕事に就くたびに、「何かが違う」と辞めてしまうことが特徴だ。

(6)両親に甘やかされた「スネかじり派」

両親から甘やかされ、生活の面倒を見てもらっている人達。一人っ子で、両親には子供を養える経済力があり、急いで職に就く必要がないのが特徴で、典型的な「スネかじり族」だ。

「人民網日本語版」2011年10月20日

     1   2  


日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。