日韓で増える「熟年離婚」 原因は「性格の不一致」

日韓で増える「熟年離婚」 原因は「性格の不一致」。 日本で実施されたある調査で、中年女性の半数近くが、夫との離婚を考えたことがあり、実際離婚に踏み切ったケースも少なくないという事実が判明した。離婚の原因にも変化が見られ、これまでは「妻が夫に対する不満を抱えている」が主な原因だったが、今では妻の不倫や妻から夫に対する暴力(DV)によって離婚に至るケースも増えている

タグ: 熟年離婚,日本

発信時間: 2011-10-26 09:35:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

▽離婚女性に対する強力な法律保障

しかし、離婚原因トップが「性格の不一致」であることは変わらない。限られた空間での夫婦生活で、相手の欠点がおのずとはっきり見えてしまい、多くの人が「自分だけが外れくじを引いた」と感じてしまう。

日本の女性が中年になって大胆に離婚に踏み切る背後には、法律による強力な保障制度がある。2007年4月、離婚時「年金分割制度」がスタート、離婚した場合、結婚期間に夫が収めた厚生年金を最大半分まで妻が受けとることが可能となった。この制度が始まった後、日本の「熟年離婚」は激増(6.1%)し、うち95%は妻側からの申し出によるケースだった。

このほか、今年3月11日に起きた東日本大震災も、日本人の結婚観を変えるきっかけになった。 震災の混乱の中、家族のことなど顧みず、自分だけ助かろうと逃げ出した夫に多くの妻が不満を持ったことで、国内の離婚件数が急上昇した。震災後、離婚に関する問い合わせ件数は20-30%増と大幅に増えた。

「人民網日本語版」2011年10月25日

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