中国人力資源・社会保障部の尹成基報道官は25日の記者会見で、今年第3四半期(7-9月)の就業状況を発表した。中国共産党の機関紙「人民日報」(海外版)が報じた。
尹報道官によると、中国の就業状況はおおむね安定しており、都市部における毎月の新規就業者数をみると、第3四半期はここ数年で最高の四半期となった。1-9月、全国都市部における新規就業者数は994万人で、今年1年の目標であった900万人を10%上回った。一方、都市部の再就業者数は436万人で、今年1年の目標500万人を87%達成。就職が困難とされる50歳以上の男性、40歳以上の女性の就業者数も139万人に達し、今年1年の目標100万人を39%上回った。都市部の失業率は4.1%で、第2四半期(4-6月)末とくらべて、横ばいだったという。
「人民網日本語版」2011年10月26日