サウジアラビア館
2010年開催された上海万博の融資計画を担った「上海世博(万博)発展集団」は25日、上海万博で最も人気を博し先月28に再公開されたものの、観光客が殺到する懸念から、団体観光のみを受け付けていた「月亮船」(ムーンボート、旧サウジアラビア館)」を28日から、個人客にも正式に開放すると発表した。中国国営の「新華社通信」が報じた。
サウジアラビア館は上海万博閉幕後、サウジアラビア側が上海市に寄贈し、先月「月亮船」と名前を変えて再公開された。
今後、同館は個人客にも開放されるものの、予約している団体客の見物優先は継続される。28日から販売が開始される入場券は、午後12時以降の入場を条件とした当日券で、毎日午前11時から夕方5時まで販売。入場料は平日60元(約720円)、土日80元(約960円)、祝祭日100元(1200円)。なお月曜日は定休日(祝祭日は除く)。
「人民網日本語版」2011年10月26日