中国の立法機関である全国人民代表大会常務委員会は29日、住民身分証改正案を可決しました。改正案にしたがって、住民身分証を受領、交換或は再受領する際、指紋情報の登録が義務付けられます。
市民の指紋などの個人情報の漏れを防止するため、改正後の住民身分証法は「国家機関或は金融、電信、交通、教育、医療などの関係者が、職務を果たし、或はサービスを提供する過程で獲得した住民身分証に登録された市民の個人情報を漏洩し、犯罪行為となる場合、法によってその刑事的責任を追及する」と定めました。
(中国国際放送局) 2011年10月30日