「他人と接するときは録音を希望」78.6% 中国

「他人と接するときは録音を希望」78.6% 中国。 中国広東省の病院で先日起こった「録音事件」は、社会の強烈な関心を引き起こした…

タグ: 録音,録画,信用

発信時間: 2011-11-08 16:27:19 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国広東省の病院で先日起こった「録音事件」は、社会の強烈な関心を引き起こした。1カ月あまり前、1歳の男児が病院で診察を受けたが、担当医師の診察方法に疑問を抱いた父親は、専門家が診察に立ち合うことや診察室での説明・会話を全て録音するよう病院に求めた。また、カルテや検査結果のコピーを持参し、別の医療機関の専門家にセカンド・オピニオンを求めた。中国青年報が報じた。

ある調査によると、回答者のうち85.5%の人は、生活上で録画や録音を行うのは「誠実・信用に欠ける人が余りにも多い」という状況が背後にあるためと考えていた。また「他人と接する時に録音を望むことがあった」とはっきり答えた人は78.6%に上った。さらに、日常生活において「録音を望むことがよくある」と答えた人は35.5%と3割を上回った。

「誰と接している時、録音を望みますか?」との問いに対し、最も多かったのは「公務員(58.5%)」で、2位以下は順次、「契約の相手方(47.7%)」「商店主(45.5%)」「医師(34.0%)」「学校の教師(10.9%)」が続いた。

民意中国網の某ユーザーは「録音を希望する割合が高いほど、相手の職業に対する人々の信頼度が低いことを意味する。しかし、信用度が低い=悪いという訳ではなく、その業界のサービスのクオリティアップにつながるとも考えられる」と書き込んだ。

調査の結果、「録音は権利保護意識が高まった表れだ」と考える人は49.0%だった。このほか、「録音はいつでもどこでも可能で、権利保護に役に立つ(54.6%)」「録音は、商店やお役所などのサービス向上に役立つ(43.5%)」などの意見が挙がった。

「人民網日本語版」2011年11月8日

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