約90%の人が、高血圧の症状や抗生物質の使用などの医療問題について正しい知識を持ち合わせている。しかし、「健康上の問題が生じたとき、その知識に基づいて解決を試みたものの良くならず、病気の解決策に行き詰ってケースが約4割ある」と答えた人は80%を超えた。「2011年中国企業従業員健康行・中国企業健康管理巡礼」活動閉幕式がこのほど開催され、主催者側は、「知信行(知る・信じる・行ずる)」の間に「ズレ」が生じていることが、中国企業に勤める人々の健康的な生活を脅かす最大の障壁となっているとの見方を示した。光明日報が伝えた。
今回の活動は、中国衛生部新聞(報道)宣伝センター、中国健康教育センター、生命時報社、内蒙古蒙牛乳業集団(蒙牛)の牛乳ブランド「特侖蘇」が共同で開催した。100人以上の医学専門家が、北京、上海、広州など30都市の国内500強企業50社で働く数万人を対象に、マンツーマン方式で健康調査・教育活動を行った。関連アンケート調査の結果、頸椎・腰椎の病気、胃腸病、脂肪肝が、中国企業の従業員を脅かす三大疾病であることが判明した。また、健康に悪影響を及ぼす三大原因は順次、「3度の食事が不規則」「仕事上のストレスが大きい」「常に休みなく働き、デスクに座りっぱなしでほとんど動かない」だった。
「人民網日本語版」2011年11月10日