国際ブランド基準「中国は別」、その理由は?

国際ブランド基準「中国は別」、その理由は?。 製品に含まれる成分が販売国によって違うという事実が最近発覚したことで、国際ブランド・ジョンソン・エンド・ジョンソンに疑惑の眼が向けられている…

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発信時間: 2011-11-14 14:54:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

製品に含まれる成分が販売国によって違うという事実が最近発覚したことで、国際ブランド・ジョンソン・エンド・ジョンソンに疑惑の眼が向けられている。中国や米国など13カ国で販売された同社製ベビーシャンプーから、2種類の有毒物質が検出された。一方、デンマークや日本などで販売されている同類製品からは、これらの有害物質は検出されなかったという。

▽国際ブランド製品、中国での「二重基準」頻発

食品業界では、このような事件が過去に繰り返し問題視されてきた。台湾で2011年7月、コカ・コーラゼロの原液から、同地で使用が禁止されている防腐剤が検出された。コカ・コーラはこれについて、「問題となった防腐剤は、中国大陸部では合法的な食品添加剤に属するものだ」と説明した。また、2010年には、米国で、マクドナルドのマックチキンに2種類の化学成分が含有されていることが発覚した。マクドナルド中国は、「これら2種類の含有量はいずれも、中国で現在適用されている食品添加剤使用衛生標準をクリアしている」とコメントした。

多くのグローバル企業は、自社の製品に問題があると指摘されると、「国内と海外とでは取扱が異なる」という方針で対応している。「22回に及ぶジョンソン製品のリコールは全て、中国市場とは無関係の場所で起こった」「トヨタ車のリコール基準は、中国バージョンと米国バージョンの2種類がある」など、一部のグローバル企業は、結局は「製品は当該国の国内基準をクリアしている」ことを言い訳に、問題をうやむやにしたままだ。

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