日本ドラマ「私が恋愛できない理由」
recordjapanの報道によると、時代の変遷により、人々の価値観、恋愛観など多くの観念に大幅な変化がおこっている。結婚適齢期に相手がいないため、もしくは恋愛を面倒だと思うために、結婚しない人が多くなっている。一体、どんな原因で今の若者は恋愛から遠のいているのだろうか?
これに対して、『「エコ恋愛」婚の時代』を出版した日本の女流作家・牛窪恵さんは、「今の20代の若者には「エコ恋愛」と呼ぶような状況が見られる。大半の若者には恋愛の相手がいない。これまで人々は心がときめくような愛情を求めていたが、しかし1999年に癒しという言葉が流行するようになってから、相手が自分を好きかどうかを確かめることを面倒と思うようになり、相手が他の人を好きだとわかると疲れたと感じたりして、恋愛を負担に考える女性が多くなっている。また、大半の同年齢の男性は草食系であるため、男性らしい気迫がなく、そのため恋愛は非常に難しいことになっている」といっている。
この他にも、今の男性も女性も異性の友達との交流が多くなり、長くつきあっていると、性別を意識しなくなり、お互いに兄弟のようになる。だから、このように多くの異性の友達がいると、友人という枠から一歩出て恋愛関係を始めることが難しくなる。
また、恋愛を始めると、恋人と過す時間が多くなる。しかし、恋人と付き合うより、同性の友達と一緒のほうがもっと楽しいと思う若者も多くなっている。コンサート、ネットなどの娯楽が豊富になり、若者は恋人がいなくても楽しく生活できる。これも知らず知らずに若者たちを恋愛から遠ざける原因になっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年11月15日