甘粛省慶陽市共産党委員会宣伝部は18日夜、スクールバス購入に公用車予算を充てる方針を発表した。市共産党委員会と市政府は来年の公用車買い替え計画を中止し、浮いた予算の全額を基準を満たすスクールバスの購入に充てることを決定した。現在同市正寧県内全校のスクールバスについて、運行を停止した上で整備が行われている。交通管理当局によるスクールバスの検査、運転手の集中研修を経て、合格したもののみ運行を再開する計画だ。
甘粛省慶陽市正寧県で16日に起きた重大な交通事故は、現在事後処理が秩序良く進められている。県共産党委員会と県政府は賠償基準と他の地方の事例を参考に、賠償金・慰問救助金の額について死亡した幼稚園児1人あたり43万6000元とするとともに、中国人寿保険集団公司に特例措置として保険金の支払いを迅速に進めるよう指示した。遺族についても、就職意志がある場合、1家族1人まで公益的な就職口を提供する。
運営認可を取り消された小博士幼稚園の跡地には、正寧県楡林子幼児園が来週正式に開園する。
「人民網日本語版」2011年11月20日