暴力団「山口組」6代目組長・篠田健市が刑期を終え釈放された(4月9日)
19日、日本の延歴寺は日本最大の暴力団「山口組」の組員がこの1000年の歴史を持つ寺で亡くなった組長の位牌への参拝を拒否したことを発表した。
ある匿名希望の延暦寺関係者は、「これまで私たちは彼らの訪問が許してきました。これは私たちは亡くなった人の家族を弔う機会を奪ってはいけないと考えたからです。しかし、ここ数年は山口組の組員だけの訪問でした。」と述べた。
「もし、参拝が山口組の慣例となると、私たちの本意に合いません。」また、この関係者は、延暦寺は警察に協力し、組織犯罪撲滅を望んでいると発表した。
延暦寺は日本東部にある滋賀県に位置し、日本仏教天台宗の最も重要な寺院で、1200年の歴史を持つ。寺には山口組の複数の亡くなった組長の位牌があり、これまでは山口組の組員が毎年8月に祀ることを許していた。今年6月、延暦寺は山口組に暴力団組員の訪問を歓迎しない旨を告知していた。
2006年4月、延暦寺は山口組初代から4代目までの組長の法要を行った。警察側はその後、山口組が法事を行う目的は資金集めだと寺院に告知していた。延暦寺の主持を含め7人の高僧が引責辞職している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年11月21日