北京、上海、広州など中国の大都市では、▽仕事に追われている▽プライベートな時間が極めて少ない▽交際範囲が狭い--などの原因から、若者達にとって恋人を見つけることは至難の業となっている。こうした若者達は結婚相手を選ぶ際、持ち家、職業、収入など各条件を検討した上、自分の理想とする条件を備えた人が現れるまで静かに待っている。そのうちに適齢期を逃し、気づくと「行き遅れ」や「男やもめ」になってしまう人もいる。子供の結婚は、親にとって気を揉む一大事だ。じっとしていられない親が、子供の伴侶探しに首を突っ込み、子供に代わって「代理婚活」を始めるケースが増えている。人民日報海外版が報じた。
「人民網日本語版」2011年11月22日