日本新華僑報の報道によると、最近、日本である中国人女性自営業者が東京都のある暴力団の邪魔をしたため、殴打され重傷になったという。
東京の警察の捜査によれば、この「怒羅権(ドラゴン)」という暴力団は日本に帰国した戦争孤児の子孫により構成されている組織だ。その構成から犯罪心理まで日本のほかの暴力団と違うため、日本社会に大きな影響を与えている。
事件は2011年6月に発生した。4人の「怒羅権」組員が東京都八王子市のあるレストランで割れたグラスで中国人女性自営業者を殴打、重傷を負わせた。警視庁は傷害の容疑でこの4人を逮捕した。
警察の捜査で逮捕された組員は、中国式美容店を経営する善本輝雄(42歳)、李浩(24歳)、中島楊子(39歳)などの4人だとわかった。全員「怒羅権」の組員である。
事件の捜査で、警視庁は善本輝雄が経営する美容店が事件現場の近くにあることを発見した。善本輝雄によると、レストランが自分の美容院と近すぎ、自分の客を奪われたとしてそのレストランの中国人女性経営者に「教育をする」つもりだったという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年11月29日