中華全国婦女連合会と国家統計局は29日、「中国女性発展綱要(2001-2010年)最終統計監視測定報告」を発表した。「綱要」の発表がスタートして10年、女性の発展推進の分野で、中国は重大な進展を得た。女性の就業数は増加し、意思決定権と管理権を持つ女性の割合は上昇し、教育における男女の格差は縮小、女性の健康レベルは高まり、女性の生存・発展を取り巻く環境はさらに合理化した。
開催中の「第5回全国女性児童工作会議」で明らかになったところでは、中国全国の2010年女性就業人口は概算3億5千万人、2000年比約2千万人増加した。社会の就業数全体に占める女性の割合は約46%と、「綱要」で定められた目標値40%を上回った。
報告によると、高等教育を受ける中国女性の割合はここ数年上昇を続けており、学生の男女比はほぼバランスが取れている。このうち大学院に在籍する女子学生は64万4300人、全大学院生の50.36%を占め、この割合は2000年比14.2ポイント上昇した。普通大学学部に通う女子学生は1135万1千人、全体の50.86%、2000年比9.5ポイント上昇した。
「人民網日本語版」2011年11月29日