90年代から中国で論争を巻き起こしている「仕事を頑張るほうがいいか、金持ちの家に嫁いだほうがいいか」という問題に関して、「中国婚姻家庭研究会」が調査を最近実施し、なんと7割の回答者が「金持ちの家に嫁いだほうがいい」と明確に答え、専門家らを驚かせている。中国のタブロイド紙「北京晨報」が報じた。
24日に北京で設立30周年記念大会を開催した「中国婚姻家庭研究会」はこのほど、「2010年中国都市結婚観年・スタイル調査報告」を発表した。中国全土の約3万世帯が回答した同調査では、人々の自由結婚に対する意識が顕著に高まっているのに伴い、幸福感も継続的に上昇、純粋な愛や人格が配偶者を選ぶ際、最も重視する条件となっていることが明らかになっている。一方、消費主義という環境で育った若い世代では、結婚の娯楽化や物質化、功利性(快楽・幸福に対する有用性)を求める現象が日に日に深刻化しており、今真剣に考えるべき問題となっている。