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発信時間： 2011-12-12 16:07:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

広州で放浪生活を送る呂哲明さんに帰国の可能性が出てきた。9日午後、日本駐広州総領事館の川畑領事は広州市救助ステーション市区分局に駆けつけ、呂さんとの2時間に渡る面会後、「呂さんは日本で生まれ育ったことが明らかになった。外務省に報告し、日本側の親戚が身元請負人になるならば、日本に帰国できる」と述べた。広州日報が報じた。

◆領事と流暢な日本語で面会

川畑領事が呂さんと面会し日本語で質問すると、普段は言葉数の少ない呂さんは人が変わったように、なまりのない流暢な日本語で話を始めた。

面会の途中、川畑領事は領事館と日本国内に向けて電話をかけ、呂さんが説明した状況について確認を行った。川畑領事は救助ステーションの関係者に対して、「呂さんは日本で生まれ育ち、高校進学前まで日本にいた」と語った。

◆従姉妹が日本に

呂さんは川畑領事に、「日本には従姉妹がいて、研究所で働いている」と述べた。川畑領事が呂さんから提供された電話番号にかけると、東京医科大学の交換台につながった。その後、同研究所は東京医科大学の傘下機構であることが明らかになったが、現在は移転しており、従姉妹の居場所を突き止めることができなかった。

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