救出された水鳥が付近の湖に放される様子
最近、米国のユタ州で渡り鳥の集団が広い地面を海と間違って激突し、少なくとも1500羽の渡り鳥が死ぬという事件があった。
この渡り鳥が激突死した主な場所はスーパーマーケットの駐車場と近くのサッカー場だった。駐車場やサッカー場には水鳥の亡骸が散乱する事態となった。現在、ユタ州野生動物保護機構は大量の人員を導引して、事後処理と救出作業に当たっている。現地ボランティアによれば、現地時間14日までに3000羽以上の水鳥を救出したという。
おそらく暴風雪という悪天候も事故の主要原因だろう。渡り鳥がこのような錯覚に陥ったのは、ユタ州上空が厚い雲に覆われて、平らな水面のように白い雪で地面が覆われていたことも関係している。