江蘇省言語文字作業委員会は14日、中国語能力試験「漢語総合応用能力水平試験(以下、漢語能力試験)」の申込受付を15日より開始することを明らかにした。試験会場は上海、江蘇、雲南、内蒙古などの7地点で、試験日は12月24日。揚子晩報が伝えた。
▽年齢・国籍を問わず、誰でも受験可能
全国統一の英語能力試験は中国人を対象としたものだ。ならば、中国語能力試験は外国人のみが対象なのだろうか?
同省言語文字作業委員会弁公室の責任者が14日に明らかにしたところによると、「漢語能力試験」の受験資格者は、生活・学習・仕事において基本的に中国語を使用する人だ。つまり、中国語を話し、使う人なら誰でも受験でき、国籍・年齢は問わない。
「漢語能力試験」は職業技能試験と違って強制的なものではないため、受験者が自主的に申込みを行う。ただし、今年は実施初年ということで、江蘇省では「試験の実施経験を積むことが主な任務」として一般募集は行わず、省内の大学、小中学校から選抜した600人が試験を受ける。