▽「普通話試験」の代わりではない
中国語能力試験と言えば、アナウンサーや教師が受験する普通話試験(中国人を対象とした、中国語標準語の能力試験)を連想する人も多いが、この漢語能力試験は従来の普通話試験の代わりとなるのだろうか?この2種類の試験の違いとは?
同省言語文字作業委員会弁公室によると、「漢語能力試験」は普通話試験の代わりとはならないという。まず、普通話試験は法律にも組み込まれた強制的な試験であり、例えば、政府機関職員は3級甲以上、教師は2級以上、アナウンサーや司会者は1級のレベルが要求される。一方「漢語能力試験」は自主的な社会試験だ。
また、普通話試験では正しい発音が重視されるが、「漢語能力試験」は発音ではなく、中国語を駆使する能力を主にテストするものだ。
「人民網日本語版」2011年12月16日