北京の今年最後の乗用車ナンバープレート発給抽選が26日、予定通り実施される。今年5月に当選した人で期限までに購入しなかった「ナンバープレート廃棄」分を合わせ、2万178人のラッキーな北京市民が今日、ナンバープレートを手に入れる。北京日報が伝えた。
北京でナンバープレート抽選に当選し、自動車購入資格を得た北京市民は、今年通年で延べ22万人に達する。北京における今年の乗用車増加台数は昨年に比べ50万台以上減少、一労働日あたりの渋滞時間は1時間20分縮小された。
▽「ナンバープレート破棄」、5カ月連続で増加
12月8日24時の時点で、小型乗用車ナンバープレートの有効申請件数は82万3665件。 5月26日に抽選に当選したものの、購入期限までに乗用車を購入せず無効となったナンバープレート2578枚を加えると、今回の抽選では2万178人がナンバープレート取得資格を得る。
ナンバープレート破棄件数は、これで5カ月連続増加傾向にある。大まかな統計によると、今年8月以来、半年前に当選したが乗用車を購入せずに破棄となったナンバープレート数は、1月当選分が1401、2月1858、3月2132、4月2441、5月2578。当選者に毎月発給される基準枚数17600に占める破棄の割合は、月を追うごとに高まっている。
ナンバープレート抽選に当選したのに、購入資格を破棄するという行為について、北京市乗用車指標抑制管理弁公室は今年5月、「当選しても車を購入せず、ナンバープレートを破棄する行為に対してどのように対処すべきだと思うか」とのアンケート調査を市民に対して実施した。その際に回答の選択肢として提示されたものは、「現状のままでいい」「購入を見送った購入者は、向こう1年、再申請できないことにする」「向こう2年間、再申請できないことにする」など。また、「その他」に自由に意見を記入することもできる。25日の時点で、同弁公室から「ナンバープレート破棄」関連補充規定は発表されていない。
「人民網日本語版」2011年12月26日