中国の離職率、今年は過去最高の18.9%

中国の離職率、今年は過去最高の18.9%。 中国最大の人材派遣会社「前程無憂」は26日、「2012年離職と給与調整研究報告書」 を発表した…

タグ: 人材,派遣,離職率

発信時間: 2011-12-28 14:42:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国最大の人材派遣会社「前程無憂」は26日、「2012年離職と給与調整研究報告書」 を発表した。同報告書によると、2011年の社員の離職率が過去最高の18.9%に達した。また人材募集のうち、社員の離職による欠員補充を目的とする募集が約半数を占めた。法制晩報が報じた。

専門家は、「離職率が高位で推移しているが、これは経済危機による影響が依然として存在し、企業社員の福利厚生の質が低下していることを示している」と指摘した。中国の大半の企業は強権的で、社員を企業の目標を実現するための道具とし、社員育成に積極的でない。ゆえに企業と社員の共同成長は実現が困難で、会社に対する忠誠心を育むことができない。

現在、多くの社員が欧米の考え方を受け入れており、転職を当たり前のことと見なしている。これが離職率の上昇を招いている。一方で欧米の経済危機の影響を受け、経済回復が遅れている。企業の福利厚生の質が低下しており、人材流出に歯止めをかけることができていない。

「人民網日本語版」2011年12月28日

日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。