昨年の災害による死者、1990年以降最少

昨年の災害による死者、1990年以降最少。

タグ: 気候,温暖,乾燥

発信時間: 2012-01-08 09:25:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

昨年の中国の気候は温暖と乾燥という特徴を示した。年間の高温日数は1961年以降で2番目に多く、高温事件が頻発したが、低温事故は減少した。災害による死者は1990年以降で最も少なかった。中国気象局が6日、「中国の気候公報」を発表して明らかにした。

公報によると、全体的にみると、昨年の気象災害は正常なもので、被害は例年より若干軽かった。大まかな統計によると、昨年の主な気象災害による直接的経済損失は3030億元、災害による死者(行方不明者を含む)は1049人、被災面積は3247万ヘクタールだった。1990年から2010年までの平均値と比べると、直接的経済損失は大幅に増えているが、死者の数と被災面積は1990年以降で最も少なかった。

国家気候センターの宋連春主任は次のように指摘している。全体的にみると、昨年の中国の気候は、温暖と乾燥という特徴を示した。全国の平均気温はセ氏9・3度で、例年より0・5度高く、1997年以降15年連続で暖かい年になっている。冬の気温は低く、春と夏と秋は高かった。

「公報」によると、昨年の全国の平均降水量は、例年より9・1%少ない556・8ミリで、1951年以降で最も少なかった。湖南省、貴州省、江西省、広東省、福建省、吉林省など21の一級行政区では、降水量が少なく、北京市や陝西省など10の一級行政区では、降水量が多かった。

(新華網日本語)より 2012年1月8日

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