1月9日は、日本の年に1度の成人式だった。20歳になった若い男女たちが成人したことを祝う行事が開かれた。成人したのだから、より多くの責任を負い、より成熟すべきだが、日本メディアは10日相次いで、新成人たちの責任不足の様子を報道した。
「読売新聞」によると、8日朝6時40分ごろ、盛岡市で2人の20歳の若い人たちが現地で行われた成人式に参加した後、乗用車で道路沿いの壁に激突、運転手は意識不明、助手席のもう一人は負傷したという。
また、沖縄県では2人の若者が8日、成人式の後、バイクに乗り旗を振って、警察の阻止と追及にかまわず暴走した。
静岡県の富士市では、昨年、飲酒した新成人が成人式で騒動を起こして、警察に逮捕されたことがあったため、今年の成人式は飲酒した新成人は参加禁止と決定していた。
主催側は特別にアルコール検知器を用意、酒を飲んでいた2人の若者の成人式参加の要求を断わった。その結果、成人式は騒動や問題は起こらず、無事に終わった。入場を断わられた20歳の男性は、事前に飲酒禁止だとは知らずに、少しビールを飲んだのだという。また、「騒動を起こすかどうかはその人の自覚により決められる。飲酒することとは関係ないと思っていた。こんなに信用されないのは私にとって悲しいことだ」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年1月11日