海外帰国者の月収、「5千元未満」が4割

海外帰国者の月収、「5千元未満」が4割。 中国の多くの親は、子供を海外に留学させ、帰国後は大企業に就職して高級待遇を受け、親の「元が取れる」ことを期待している…

タグ: 海外,留学,帰国,就職

発信時間: 2012-01-13 16:17:42 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国の多くの親は、子供を海外に留学させ、帰国後は大企業に就職して高級待遇を受け、親の「元が取れる」ことを期待している。しかし、このほど発表された「2011年海外帰国者就業力調査報告」によると、海外帰国者の初任給は約3千元、毎月の給与は「3千元潤オ1万元」が71%を占め、「5千元未満」が4割以上いた。月収1万元を超えたのはわずか15%だった。海外帰国者の大多数が、国内で「小エリート」に変身、中には「海帯(昆布。思うような職にありつけず、ブラブラした状態の者)」になり果てている人もいるのが現状だ。北京晨報が伝えた。

▽海外帰国者で高給取り、わずか6%

海外留学から戻り各業界に就職した全国約7800人を対象としたサンプリング調査結果を取りまとめた「2011年海外帰国者就業力調査報告」によって、海外帰国者の労働に関する実情が明らかになった。海外帰国者のうち、帰国して働くことを能動的に選択した人は7割いたが、帰国後、重要なポストに就き、高給待遇を受けている人はそれほど多くない。有名企業で要職に就いた優秀な帰国者もいることはいるが、就職待機組の「海帯」も相当な数に上り、給与待遇に至っては、まさに千差万別だ。

調査の結果、海外帰国者の初任給は約3千元、月収は「約3千元から1万元」が全体の71%を占めた。回答者の58%は「一般職」に就いていた。月収1万元以上の人は15%のみで、彼らは、管理主任やマネージャークラスの要職に就いている。企業オーナー、共同経営者、CEOなどエグゼクティブクラスの人は約6%で、彼らはかなりの高所得を得ていた。

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