さらに、「西洋諸国の親の多くは、『子供に自分で道を切り開かせる』という考え方を持っている。(古代中国の思想家老子の)『魚を与えるのではなく、漁の仕方を教えるように』という言葉と同じだ。ブッシュ米前大統領も息子が失業した時、手を差し伸べなかった。このような社会環境で育った子供は、自分の努力で得たお金や地位は、自分の能力や価値を高めるものと考えるようになる」と指摘。
一方、同調査では、回答者の66.5%が「今すぐ欲しい世代」の出現は「見栄を張る風潮」が原因と答えている。また59.0%が「『ニート』が増加し、それが社会でも日常化しているから」、51.2%が「メンツが災いしている」と答えた。
さらに、回答者の多くが、「今すぐ欲しい世代」の出現には客観的要素が関係していると答えているものの、74.8%がそれに対しては「反対」との姿勢を示している。
「人民網日本語版」2012年1月17日