中国の都市部に住む人々を対象に実施された「2011年中国家庭幸福感調査」の結果がこのほど北京で発表され、回答者の7割以上が「幸福と感じている」と答えたことが明らかになった。これまでに実施された同様の調査と比べると、中国の国民の幸福感は上昇傾向にある。中国の全国総合日刊紙「光明日報」が報じた。
同調査は中国人口宣伝教育センターや中国社会科学院調査・データ情報センター、同院人口・労働経済研究所などが英コンドーム大手・デュレックス社と協力しインターネット上で実施。より多くの人に家庭生活の質や人々の感じていることを理解してもらい、科学的で文明的、かつ健康的な生活観念や正確な幸福観を唱道するのがねらい。同調査によると、幸福感が比較的高い人々には、30代、女性、既婚者、高学歴、性生活の満足度が高いなどの特徴がある。一方、家庭の幸福感に最も強い影響を及ぼす要素は、心身の健康状態で、次に両親との関係、隣人との関係、家庭の経済状況が続いた。
「人民網日本語版」2012年1月31日